************************************************************************** * * * GA−PG3Dx/PCI * * * * Windows95 ディスプレイドライバ * * * * Copyright (C) 1996-1998 I-O DATA DEVICE,INC. * * * ************************************************************************** ●概要 このディスプレイドライバは、アイ・オー・データ製グラフィックアクセラレータ ボード GA-PG3D2/PCI,GA-PG3D4/PCI で動作します。 1.サポート解像度と色数 解像度 リフレッシュレート 色数 640x480 60Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー 640x480 72Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー 640x480 75Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー 640x480 100Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー 852x480 60Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー 800x600 56Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー 800x600 60Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー 800x600 75Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー 800x600 100Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー 1024x768 43Hz (i) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1024x768 60Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1024x768 70Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1024x768 75Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1024x768 100Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1152x864 60Hz (Ni) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1152x864 70Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1152x864 80Hz (NiFF) 256/ハイカラー/フルカラー(※) 1280x1024 43Hz (i) 256/ハイカラー(※)/フルカラー(※) 1280x1024 60Hz (Ni) 256/ハイカラー(※)/フルカラー(※) 1280x1024 70Hz (NiFF) 256/ハイカラー(※)/フルカラー(※) 1280x1024 75Hz (NiFF) 256 1600x1200 49Hz (i) 256 1600x1200 43Hz (i) ハイカラー(※) 1600x1200 60Hz (Ni) 256 1600x1200 65Hz (Ni) 256 2048x1536 43Hz (i) 256(※) (※) GA-PG3D4/PCI のみ対応 色数 256 : 26万色中256色表示 ハイカラー : 32,768色/65,536色表示 フルカラー : 1,677万色表示 リフレッシュレート i : インタレース Ni : ノンインタレース NiFF : ノンインタレースフリッカーフリー (備考) 1.852x480(60Hz)は、富士通ゼネラルのワイドプラズマモニタ(PDS4201) でご利用できます。 2.下記の解像度では、環境によって表示できない場合があります。 1280x1024(70) ハイカラー/フルカラー 1600x1200(60,65) 256色 2048x1536(43i) 256色 2.ファイルの内容 PG3D DR_ ディスプレイドライバ PG3D VX_ ミニVDD DDS3DV32 DL_ DirectDraw HAL (32ビット) PG3D INF インスト−ル情報ファイル EXTMON INF 拡張モニター情報ファイル S3DTKW DL_ S3 3Dライブラリ S3KERNEL VX_ S3 カーネルドライバ GACTL DL_ ディスプレイエフェクト ライブラリ GACTLJ CN_ ディスプレイエフェクト ヘルプコンテンツファイル GACTLJ HL_ ディスプレイエフェクト ヘルプファイル GACTLE CN_ ディスプレイエフェクト ヘルプコンテンツファイル GACTLE HL_ ディスプレイエフェクト ヘルプファイル GACTLCUR IN_ ディスプレイエフェクト カーソルデータファイル GACTLRS EX_ ディスプレイエフェクト GAPGCNF DL_ ディスプレイエフェクト オプションライブラリ GATRAY EX_ ディスプレイエフェクト 実行ファイル GACOLADJ IN_ ディスプレイエフェクト 関連ファイル GAPG3D BM_ GA-PG3Dx/PCI ビットマップファイル MSVCRT DL_ Micosoft (R) C Runtime Library README TXT 注意事項 ●インストール方法 ここでは、取扱説明書に記載されていない別のインストール方法を説明します。 1. Windows95を起動します。 2. デスクトップ上でマウスを右クリックすると、メニューが表示されます。 そのメニューの「プロパティ」をクリックします。 3. 「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されますので、その中の「ディスプレイの詳細」 をクリックします。 4. 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの、「ディスプレイの変更」または「詳細プロパティ」 ボタンをクリックします。 5. 「アダプタの種類」または「アダプタ」ダイアログボックスに、現在使用中のドライバ情報 が表示されます。 ここで「変更」ボタンをクリックします。 6. 「デバイスの選択」ダイアログボックスで「ディスク使用」ボタンをクリックします。 7. 「配布ファイルのコピー元」の所に、このサポートソフトがあるディレクトリのパス A:\WIN95 を入力して 「OK」ボタンをクリックします。 8. 「デバイスの選択」ダイアログボックスのモデル一覧の中から GA-PG3Dx/PCI を選択し て「OK」ボタンをクリックします。 9. ファイルのコピーを開始します。 ファイルのコピー中、バージョンの競合があるファイルに対して、「現在のファイルをそのま ま使いますか?」 と問い掛けらる事がありますが、基本的には「いいえ」を 選択してください。 (ただし、指定されたファイルをそのまま使用したい場合 は、「はい」を選択してください。) 10. 「ディスプレイの変更」または「アダプタ」ダイアログボックスの「閉じる」または「OK」ボタン をクリックします。 11. 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの中で、希望の色数や解像度を設定します。 12. 「画面のプロパティ」ウィンドウの「更新」ボタンをクリックし、ドライバの設定を有効にする ため Windows95 を再起動させます。 ●ディスプレイエフェクトについて このサポートソフトのWindows95ディスプレイドライバをインストールすると、「画面のプロパティ」 に、「ディスプレイエフェクト」が登録されます。 これにより、解像度・色数の変更や、マウスカーソルの色設定やズームなどの、特殊機能 を使う事ができます。 ディスプレイエフェクトの使用方法については、ディスプレイエフェクトのヘルプを参照してくださ い。 ●ディスプレイドライバのオプションについて 1) ディスプレイエフェクトの「ドライバ設定」 ディスプレイエフェクトのその他の「ドライバ設定」にて、ディスプレイドライバでサポート する関数を切り替えるオプションの設定ができます。 各オプションともチェックボックスに、 チェックがある場合は、サポートする チェックがない場合は、サポートしない となります。 ドライバ設定のオプション Rectangle Rectangleのサポート Polygon Polygonのサポート Ellipse Ellipseのサポート RoundRect RoundRectのサポート Arc Arcのサポート Chord Chordのサポート Pie Pieのサポート Polyline Polylineのサポート Scanline Scanlineのサポート DeviceBitmap ビットマップキャッシュのサポート ※1 PCI FIFO PCIバスアクセス高速化のサポート ※2 Direct3D Direct3Dのハードウェアサポート ※1 ※1. DeviceBitmapの切替え及びDirect3Dの切替えは再起動が必要です。 ※2. 通信中にデータ化けが発生する場合は、PCI FIFO のチェックを外してく ださい。 2) MCLKオプション GA-PG3Dx/PCIの、メモリクロック(MCLK)を指定できるオプションがあります。 この指定により、描画速度を変更する事ができます。 Windows95のディレクトリに作られる、ディスプレイエフェクト用情報ファイル(GAPG3D.INI) の [DriverSettings]セクションに、MCLKオプションを指定できます。 (このファイルの他のメンバは、変更しないでください) GAPG3D.INIファイル [DriverSettings] MCLK=+x/-x メモリクロック(MCLK)の補正値を、符号付16進数1桁(-F〜+F)の数値で指定します。 デフォルトは、0 です。 パソコン本体によって限界値は変わりますが、+ の値が大きいほど、描画速 度は速くなり、- の値が大きいほど、描画速度は遅くなります。 この値を変更しすぎると画面に ゴミ や ノイズ が出たり、暴走したりする 恐れがあります。 ※ お客様個人の判断で、MCLKオプションを変更した事による影響については、 責任は負いかねますので、ご了承ください。 ●DirectDrawについて GA-PG3Dx/PCIは、ハードウェア機能で DirectDraw に対応しています。 これにより、動画(AVI,MPEG)や DirectDraw対応アプリケーションを高速に表示するこ とができます。 但し、ビッグスクリーンモード・ズーム使用時、また色数・解像度によっては、ハードウェア 機能による描画を行なわない場合があります。 また、DirectDraw使用中は、ディスプレイエフェクトによるズーム、解像度変更機能は、 使えません。 ○ : オーバーレイによる動画再生に対応 × : オーバーレイによる動画再生に未対応 解像度 リフレッシュレート 256色 ハイカラー フルカラー 640x480 (60/72/75/100Hz) ○ ○ ○ 852x480 (60Hz) ○ ○ ○ 800x600 (56/60/75Hz) ○ ○ ○ 800x600 (100Hz) ○ × × 1024x768 (43i/60Hz) ○ ○ × 1024x768 (70Hz) ○ × × 1024x768 (75/100Hz) × × × 1152x864 (60/70Hz) × × × 1152x864 (80Hz) × × × 1280x1024 (86i/60/70/75Hz) × × × 1280x1024 (85Hz)      × × × 1600x1200 (98i/60/65/70/80Hz) × × × 2048x1536 (86i/60Hz) × × × ビッグスクリーンモード・ズーム使用時 × × × ※注意 ○の解像度でも、画像メモリサイズ(2MB/4MB)や再生する動画のサイズ等によって は、オーバーレイによる動画再生を行なわない場合があります。 また、フルカラー使用時は、Indeo codec ファイルは、オーバーレイによる動画再生を行 ないません。 ×の場合は、無条件に行ないません。 ●Direct3Dについて GA-PG3Dx/PCIは、ハードウェアで3次元グラフィック描画機能をもっています。   Direct3Dに対応したアプリケーションでは、高速な3次元グラフィック描画が可能です。 ただし、搭載画像メモリの容量によって描画可能な画面サイズが異なります。 Direct3D対応アプリケーションを実行するには、4MBの画像メモリを推奨します。 ディスプレイエフェクトの「ドライバ設定」の Direct3D のチェックボックスに印がある場合は、 ハードウェアでの3次元描画は有効になり、印がない場合は無効になります。 ただし、256色とハイカラー(565)使用時、またハードウェアによるDirect3Dを使用す るための画像メモリが足りない場合は、この印に関係なく無効になります。 また、Direct3D使用中は、ディスプレイエフェクトによるズーム、解像度変更機能は、 使えません。 ●GA−EXTV/ISAについて オプション品の GA-EXTV/ISA を装着することで、TV受像やビデオキャプチャが、可能 になります。 TV受像、ビデオキャプチャ中は、ディスプレイエフェクトによるズーム、解像度変更機能は、 使えません。 ●注意事項 ・描画速度について マウスポインタが、アニメーションやカラーカーソル、またポインタの軌跡を表示する様になっている と、画面の描画速度が1〜3割ぐらい落ちます。 少しでも高速にしたい場合は、コントロールパネルの「マウス」を起動して、「マウスのプロ パティ」ダイアログの「ポインタ」で "Windowsスタンダード"に、また「動作」で "ポインタ の軌跡" を表示しないように設定にしてください。 またタスクバーのプロパティでタスクバーを "常に手前にしない" 設定にしてください。 ・設定したディスプレイドライバでWindows95が起動しない場合 まずコントロールパネルの「システム」を起動してください。 そして「デバイス マネージャ」の「ディスプレイ アダプタ」をツリー表示してください。 そこで使用するモデルを選び「プロパティ(R)」を押すとそのモデルのプロパティが表示 されます。 「情報」の中の「デバイスの使用」の"Original Configuration(使用中)" の チェックボックスに印が付いていなければ、付けてください。 また「ディスプレイ アダプタ」のツリー表示で他のモデルがある場合は、それぞれ同じ ように進め、今度はチェックボックスに印が付いていれば、外してください。 その後 Windows95を再起動してください。 ・QuickTime for Windows 2.0の設定によっては、動画が正しく表示されない ことがあります。この場合は、Windows95のディレクトリの QTW.INIファイル中にある [Video]セクションの "Optimize=Hardware" を以下のように、エディタ等で書き換え てください。 QTW.INIファイル [Video] Optimize=Driver ・GA-PG3Dx/PCIで 2048x1536 の解像度を使用する場合 コントロールパネル中の「画面」を起動し「ディスプレイの詳細」を選びます。 次に「ディスプレイの変更」を選び、それから「ディスプレイの種類」の変更ボタンを 押して、「ディスク使用」ボタンを押し、サポートディスク中のEXTMON.INFを選び、インス トールしてください。 ・通信中に、データ化けが発生する場合 使用する通信ソフトによっては、通信データ化けが発生する場合があります。 その場合は、ディスプレイエフェクトの「ドライバ設定」の PCI FIFO のチェックボックスの印 を消し、OKボタンを押してください。 ・OASYS for windows95を使用した場合に、Windows95の動作がおかしくなる場合 がありますので、ディスプレイエフェクトの「ドライバ設定」のDeviceBitmapのチェック印を はずしてください。